アトピーの人はセラミドが足りなかった!

2016年1月23日 by ameri | Filed under 美容術.

アトピー性皮膚炎の人は例外なくといってもいいほどドライスキンです。

ドライスキンというのは、文字通り乾燥肌のことですが、皮膚から皮脂や水分が著しく不足してしまっている状態です。

さらに、皮膚が薄くなっている状態でもあります。

皮膚のバリア機能は、皮膚の表面である表皮を覆っている皮脂膜がその役割を担っていると考えられていました。

だから、お医者さんたちはアトピー性皮膚炎の対策として、皮脂膜に近い成分であるワセリンを塗っていたんですね。

ですが、皮膚に対しての医学的な研究が進むにつれて、単純に皮脂膜だけではなくて、皮膚の構造自体そのものがバリア機能として働いていることが分かってくるようになったんです。

皮脂膜の下の皮膚は、角質層の細胞がまるで煉瓦のように積まれた状態になっています。

この角質層の細胞がぎっしりと隙間なく並んでいる状態は、外部からのアレルゲンが入り込むことはできません。

この状態こそが皮膚を守っているんですね。

そして、この隙間なく並べるためには、セラミドと呼ばれる細胞間脂質が不可欠です。

セラミドはまるで接着剤のように細胞と細胞をつなぎ、セメントで煉瓦を固定しているような状態で隙間を埋めているんですね。

だから、このセラミドが不足した状態というのは、角質層に隙間が生まれることを意味します。

そして、その隙間からアレルゲンが皮膚のなかに入ってきてしまうことになるのです。

さらに、セラミドは天然の保湿在と呼ばれることがありますが、皮膚に蓄積された水分を皮膚の外に逃がさないようにするための役割も担っています。

ふっくらとして水分がある皮膚というのは、このセラミドが十分にある状態なんですね。

アトピー性皮膚炎の肌は、このバリア機能と保湿機能を担っているセラミドが極端に少ないことが分かっていますが、言い換えれば、アトピー性皮膚炎とセラミドはとても深い関係にあるんですね。

アトピー性皮膚炎で、セラミド補給をしたことがない人は、一度セラミドを補給する対策をとってみて下さい。

きっと何かしらの改善傾向がみられることが期待できます。